弁護士が教える「仕事ができる」と思わせるコミュニケーション能力獲得方法

交渉や営業はおろかコミュニケーション能力の低さから弁護士の仕事で苦労してきた筆者が教える最強人間心理攻略コミュニケーション術!

壊滅的話し下手の頃 職場での人間関係、話し方の悩み……コミュニケーション能力の低さがもたらす負の連鎖

 

人間力、会話力、コミュニケーションスキル、すべてに劣っていた

話し下手で、会話術を全く知らなかった頃の僕の履歴書を載せたいと思います。

弁護士といえば、弁論術や会話術を駆使して……というイメージを抱かれると思います。
弁論術より更に根本的な話し方の技術(会話術)がなっていなかったため、僕は大変な苦労を背負い込むことになりました。

奮闘むなしく、いくら努力しても会話術は上達しませんでした。
なりたい自分になれない悔しさといったらなかったです。
力不足を痛感しました。

もともとコミュニケーションに関して、得意ではなかったです。
弁護士となれば、そんな自分が変われるかも…、「法曹界の空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」と思っていた自分が甘かった。

もともと頑固で、マイナスに思いこみやすいため、弁護士となってから、人生お先真っ暗でした。
人間力の根本的な不足に直面して、法曹界で生き抜けないと思いました。
自信なんて最初からなかったけれど、残りカスの自信と希望を木っ端微塵に吹き飛ばされました。
何のために、一生懸命勉強して、あこがれの職業に就いたのだか……
社会人としてやっていくことができない、こんな不安と恐怖の塊は、弁護士をやめたとしても、ろくな人生にはならないと思いました。
敗北者の負け犬人生…、その危機感だけが強まって、出口の見えないトンネルにいた気分でした。

魑魅魍魎蠢く法曹界に身を置こうとしていたなんて、今の自分から考えるとなんと無謀だったんだろうなと身の毛もよだちます。
武器をもたない丸腰の人間が、北斗の拳でいう修羅の国に落とされたようなものでした。
そこから逃げても、僕の心が無意識の髄まで修羅状態だったから、また同じことを繰り返すなと不安でした。


岩波英知先生の会話の格闘術で、その弱点を破壊して、人間力向上の術を身につけるまで、なすすべがなかった。
そんな履歴書です。

 

弁護士生活の夢と過酷な現実

まずは弁護士生活から。
まぁ……テレビドラマのような狡猾な話術のプロが、これまた狡猾な検察とやり合うなんてことは、あんまり日本ではありませんが、 やっぱり会話術は必要なんですね。
話し方の技術が備わっていないと、相手にそれが伝わらないし、大変なんです。

法律を勉強していればいいわけじゃないんですよね。
それだけの人は、落ちこぼれていっています。
弁護士のピンからキリまでいますから。
給料もピンキリです。

ピンになるにもキリになるにも、話し方の技術や会話術、もっといえば人間力の違いだけでした。
法律は詳しければ詳しいほどいいんですが、法律が詳しいだけで、交渉がうまくいくのは素人相手だけです。

相手がプロだった場合、会話術、オーラ、魂の強さが決め手になるといって過言ではないと思います。
そんな自分の本質とはかけ離れている職業を選んでしまったのが、僕の弁護士生活の最初のつまずきでした。

弁護士になるのが、小学生からの夢だったんだけど、テレビドラマの影響からでした。
高校生や大学生の時代に法廷ものの映画を勉強をかねてたくさん見て、ますますその意を強くしました。

あんなかっこいい弁護士さんになりたい! それの夢をなんとか叶えたんですが、甘い考えでした。
なにせ、話し下手で、会話術の「か」の字もない状態で、魑魅魍魎蠢く世界に飛び込んだんですから…
(僕の惨状は
に書いています)
交渉で会話術が必要だし、説得力ある話し方の技術が必要だとは思っていたけれど、認識の甘さに自分が情けなくなりました。

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