弁護士が教える「仕事ができる」と思わせるコミュニケーション能力獲得方法

交渉や営業はおろかコミュニケーション能力の低さから弁護士の仕事で苦労してきた筆者が教える最強人間心理攻略コミュニケーション術! 弁護士鈴木大輔(でにす・ろー)のブログ

人間力は本だけじゃ身につかない。自己啓発書の限界は結局自分の限界

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本は知識をたくさん与えてくれるけれど、アウトプットできなければ意味がないという事実

僕は自分を変えたくて、沢山の本を読みました。
自己啓発本や会話本などにどれだけお金を投資したかわかりません。

 

しかし、現実は使い物にならなくて、それは僕の人間力のスペックの低さが原因だったと思います。
仕事の能力をアップさせる本を読んだら、みんな能力が上がるかというとそうではないように、能力が低い人は低いまま社会人を続けている現実があります。

 

でも、能力の低い人は、けっして能力が低いのではなく、それを証明するアウトプット力がないからにほかなりません。
本を読んでも身につかないのならば、もっと別の方法があるはずです。

 

人生でうまくいかない時があるのは当然だけど、そこで諦めてしまうのか、苦しくてもがいてもがいて、仕事ができる人間へと覚醒していくのか、たったそれだけの差です。

 

必ず自分を大きく変えて、能力を覚醒させる方法があるはずです。
この僕のブログが参考になれば幸いです。

 

以下は自己啓発書、話し方の本、会話術本などを読み漁った僕の体験談です。

参考にどうぞ。

 

会話と話し方と人間関係

僕は本をずっと読んできました。
自己啓発書や会話の本やモテ講座やホストの会話術テクニック本などです。
冷静に考えてみるに、これだけ「会話術と話し方の本」が書店で氾濫しているのも、話し方教室があるのも、どの職種・業種でも必要なんだろうと思います。

なんで自己啓発本を読む人が多いのかって言うと、僕がそうでしたが、

営業成績を上げなくちゃ、まともな社会人生活が終わってしまう
職場の人間関係を改善させないと、職場に行くこともつらい
上司に気に入られないと、そいつがいるだけでストレスになるし、窓際・閑職になってしまう
プレゼンテーションがうまくいかないと、出生に響いてしまう
異性にもてないと、毎日が干物状態になってしまうし、張り合いがないし、他人の幸せがムカつくだけ

こんな体たらくになってしまうことを恐れるからでしょうね。

いくらでも会話術や自己啓発に関する願望ってありますね。 

何も弁護士や検察の弁論術だけが特別じゃない。
もっと基本的な話し方の技術がなっていないと、世の中は生きることすら困難です。

そうなると、僕自身、世の中の不適合者ということになる。
認めたくなかったけれど、悔しいけど社会不適合でした。

世の中に、高いレベルで受けいられようと資格勉強を頑張ってきたのに、人間力という基本性能がないゆえに、生きるのがつらかった!
まさに人間関係ってすべての基本だし、そのためにも会話術と話し方は備わっていないといけないし、誰も認めてくれないんですよね。
一番大事な性能に、目をつぶって生きてきた自分が情けない。

それまでだっていくらでも磨く機会はあっただろうに。
なんで、ぐだぐだと会話術を獲得しようとせずに、人間力を磨きもしないまま生きてきたんだろうか?
もっと真剣に自分の弱点に向き合わなかったんだろうか?

もっと自分に切れ込んでいけば、もっと早くに会話術や話し方の鬼才に出会えたのではなかったか?

結果的に話し方の技術と会話術、さらに弁論術と身につけることが一通りできたわけだけど、失った時間と自信、積み重ねてしまった悩みと不安、アガリを考えると、時間って重要だと思います。

 

20代超えると時間は光陰矢のごとし。30代なんてワープ状態…

話し下手じゃなくなった意味での先輩としてアドバイスできることといえば 、時間を大事にしようということです。
臨終の時、ワシは生きづらい人生じゃった、いいことなんてほとんどなかったと思わないようにしたかった。
人間関係と会話の悩みに翻弄去れ続けた人生を呪って、死ぬのは絶対嫌だった。
どんなに努力しても身につかなかった敗北者になるのは嫌だった。

誰も嫌だと思います。
だから時間って重要なんですね。
今やらないと、すぐに時間は過ぎていくもので、変わる行動を起こせるのは、今しかないと思います。

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話下手、コミュニケーション能力の低い人間はやっぱり幸せに生きられない現実

 

無意識に感じてきた劣等感に、すべての僕の意識が暗く覆い尽くされた

同期や同級生は、みな夢と希望に満ちあふれた顔で、あたらしい士業生活に入っていきました。
少なくとも僕にもそう思えた。 

そりゃ、そうだよなぁ、あいつらは話し上手も多いし、あがり症とは無縁だし。
あまり会話がうまくない奴だって、得意じゃないだけで、すぐ慣れるだろうし(特にコチラとの比較でコンプレックスが強まった)。

それに比べりゃ、俺は喋りも苦手だし、無意識で劣等感を感じて生きてきたし、やればやるほど会話で失敗ばかりして、ますます自信を失っていくだけかもしれない……他の能力では負けていないんだけどな、これがあるばっかりに…
そんな考えが永遠と頭の中で渦巻いていました。

昼も夜もその息苦しさに体のいろんなところが変調をきたしました。
もう学生時代のようなナアナア、逃げではすまされない。
そのストレスと不安は相当なものだった。

法律の知識は当たり前、いくら司法試験に合格しても、周りはそんなことが当たり前。
その上で、会話術や弁論術が決定的要素になることが多い。
夢も希望もない不安だらけの弁護士生活のスタートとなったのでした。
それにしても、ここまで思い詰めてしまった自分が嫌になるなあ。はぁ~(ため息)

 

人間力、コミュニケーションスキルがない人間は、やっぱり不幸になりやすい

不安はもっと大きな不安を引き寄せる。
坂道を転げ落ちるのはあっという間。
それまでの努力と苦労が水の泡になる。

人生は株みたいなもの。
あがるのは徐々に、でも暴落はあっというま。
まさにそれでした。

僕には会話術・話し方という滑り止めがなかった。
人生を上昇させてくれる魔法の技術。 
話し方能力欠如という致命的弱点というオイルが、精神的にズリ落ち滑るスピードを助長させていった。 

日本の弁護士は、アメリカさんほど話術、弁論術、会話術、売り込み術(営業術)が必要じゃないし、事務的に淡々と弁護士をやっていけるかもしれない(アメリカではあのころの僕は生きていけなかっただろう。間違いなくそうだ)。

だけど、先輩で会話術や弁論術が得意じゃない人は、やっぱり片隅でほそぼそ自信なく弁護士を続けている人が多かった。
クライアントもそんな人に任せるのは絶対に嫌だと思います。
(なぜなら、僕が逆の立場だったら、自信がある人に頼みたいから)

失礼だけど、僕はまだ若かったし、諦めとかいじけるとかで、すぐ老け込むのは嫌だった。
せっかくなった法曹界の世界で、能力を発揮し活躍したい野心もあった。
だけど、今の自分では現実に難しいこともどんどんわかってきた。
やることなすことすべてがうまくいかなかった。

 

うつ状態がいつまでも晴れなくなっていく

お先真っ暗とはこのことです。
景色がそれまでの色使いと違って、すべてがくすんで見えました。
大学で東京に出てきたときの希望を含んだ景色と対極にありました。
国家資格に合格した時の、晴れ晴れとした雲一つない青空なんて、僕の心象風景から消え去っていました。

話し下手のせいで人間そのものがモンスターに見えました。 
自分が小さく思えたり、社会に必要ない存在だと思ってしまったり、憂鬱な未来しか考えられない袋小路に入り込んでしまった。

同僚や同期、同級生はいろんなことを学んで、それなりに苦労しながらも前に向かって頑張っている。
なのに俺ときたら…どうも心がすっきりしない。いつも重しがのっている。
前に進むことを許してくれない。 

鬱病になりそうな不安が、たくさん心に降り積もってきた。
弁護士も、他の職業と同じくうつ病が急増していて、その手の話はよく聞きます。

それにイケイケの弁護士だった人が急にうつ病になって入院したことに驚いたこともありました。
あんな人でもうつ病になるのかと驚いたことがあります。
僕もこのままうつ病になって、気分が優れずに一生生きていくんだろうか? 

五月病じゃないけれど、僕は人よりうつ病になる可能性が強かったと思います。
ため息の連続、もう一生分のため息は確実にしました。

もともとが最も話術・弁論術が要求される職業に就いた悲劇!
自分の人生最大の選択の失敗を呪ったこともあります。

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社会の厳しさに緊張と不安がたくさんのコミュニケーション下手の僕は追い詰められていく

 

僕のベースは緊張と不安感から成り立っていた

日常生活では、あがり症だったけれど、極度のあがり症というほどではなかったです。
人よりも緊張しやすい性格だと思っていました。

だから、人間力不足に苦しめられながらも、逃げまわったり、うまく立ちまわっていて、なあなあに生きていました。
(でも、今から振り返ると、なんとかしのいでいて、切羽詰まっていたんでしょう。現実と向かい合うのが怖かった)

自分でも緊張しやすくて、すぐあがるのはよくわかっていました。
心臓の動悸がすぐ激しくなっていたし。 
足がガクガク震えたり、息継ぎがうまくできなくなって、息苦しくなったり…

だけれども、そんな自分に真剣に向き合わず、逃げ場があったから危機感を持たないように、目を背けていたから、崖っぷちに立たされたのはその後です。
きっと、話し方に弱点を持つ自分を認識したくなかったり、臭いものには蓋的発想だったんでしょう。

実際、自分の弱点や醜いところに真っ向から向き合える人なんてなかなかいないでしょうし、先行きに不安を感じながらも、目をつぶってでも生きようとするものです(過去の自分を正当化(笑))
それが後で痛い目にあうことになるんだけども…

僕みたいに社会に入ってはじめて自分の弱点と醜いところに向き合わなくてはならない人は、たくさんいるでしょう。

例をあげると、営業職になって成績を上げなくてはいけない、会議で発言しなくてはいけないとか、自己主張しないと出世から取り残されるとか、プレゼンテーションを何十、何百人の前でやらなくてはいけないとか、能力があっても自分の売り込み方が下手で低く見られやすいからとか、学生時代では素通りできていたものが、責任と重圧とともに降りかかってきます。

 

社会人に逃げ場なし。逃げたら負け犬決定のつらい現実

社会は厳しい。どの世界でもそうです。
給料をもらって生きていく以上、泣き言も通用しません。
ダメな奴は切られるし、解雇されなくても左遷や窓際、閑職に追いやられて、仕事に生きがいを持てなくなる。

僕こそが、人並みに会話術があるならともかく、弁護士という苦手な分野で力を発揮しなくてはいけなくなった。
実は旧司法試験に合格し、弁護士生活が始まるってとき、希望よりも不安が強かった。
あこがれの職業につけたけど(劣等感を反動パワーに変換しました)、これからあこがれだけでやっていけるだろうか?
もう逃げ場がないことだけは確かでした。

その不安のほとんどが、会話術・話し方の技術、対人折衝に関してでした。
それまで逃げていたり、なんとか取り繕ってきたものが、巨大な壁にぶち当たって、人間力のなさが一気に噴出しました。
学生時代や勉強していた時代とは違って、社会に出たらモラトリアムはありません。
とくに人間関係は重要で、クライアントとの関係でも、職場の同僚や上司との関係でも、ここでつまづいたら、社会の窓際で惨めにすごさざるを得ない…。

憂鬱の影が忍び寄ってきました。

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壊滅的話し下手の頃 職場での人間関係、話し方の悩み……コミュニケーション能力の低さがもたらす負の連鎖

 

人間力、会話力、コミュニケーションスキル、すべてに劣っていた

話し下手で、会話術を全く知らなかった頃の僕の履歴書を載せたいと思います。

弁護士といえば、弁論術や会話術を駆使して……というイメージを抱かれると思います。
弁論術より更に根本的な話し方の技術(会話術)がなっていなかったため、僕は大変な苦労を背負い込むことになりました。

奮闘むなしく、いくら努力しても会話術は上達しませんでした。
なりたい自分になれない悔しさといったらなかったです。
力不足を痛感しました。

もともとコミュニケーションに関して、得意ではなかったです。
弁護士となれば、そんな自分が変われるかも…、「法曹界の空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」と思っていた自分が甘かった。

もともと頑固で、マイナスに思いこみやすいため、弁護士となってから、人生お先真っ暗でした。
人間力の根本的な不足に直面して、法曹界で生き抜けないと思いました。
自信なんて最初からなかったけれど、残りカスの自信と希望を木っ端微塵に吹き飛ばされました。
何のために、一生懸命勉強して、あこがれの職業に就いたのだか……
社会人としてやっていくことができない、こんな不安と恐怖の塊は、弁護士をやめたとしても、ろくな人生にはならないと思いました。
敗北者の負け犬人生…、その危機感だけが強まって、出口の見えないトンネルにいた気分でした。

魑魅魍魎蠢く法曹界に身を置こうとしていたなんて、今の自分から考えるとなんと無謀だったんだろうなと身の毛もよだちます。
武器をもたない丸腰の人間が、北斗の拳でいう修羅の国に落とされたようなものでした。
そこから逃げても、僕の心が無意識の髄まで修羅状態だったから、また同じことを繰り返すなと不安でした。


岩波英知先生の会話の格闘術で、その弱点を破壊して、人間力向上の術を身につけるまで、なすすべがなかった。
そんな履歴書です。

 

弁護士生活の夢と過酷な現実

まずは弁護士生活から。
まぁ……テレビドラマのような狡猾な話術のプロが、これまた狡猾な検察とやり合うなんてことは、あんまり日本ではありませんが、 やっぱり会話術は必要なんですね。
話し方の技術が備わっていないと、相手にそれが伝わらないし、大変なんです。

法律を勉強していればいいわけじゃないんですよね。
それだけの人は、落ちこぼれていっています。
弁護士のピンからキリまでいますから。
給料もピンキリです。

ピンになるにもキリになるにも、話し方の技術や会話術、もっといえば人間力の違いだけでした。
法律は詳しければ詳しいほどいいんですが、法律が詳しいだけで、交渉がうまくいくのは素人相手だけです。

相手がプロだった場合、会話術、オーラ、魂の強さが決め手になるといって過言ではないと思います。
そんな自分の本質とはかけ離れている職業を選んでしまったのが、僕の弁護士生活の最初のつまずきでした。

弁護士になるのが、小学生からの夢だったんだけど、テレビドラマの影響からでした。
高校生や大学生の時代に法廷ものの映画を勉強をかねてたくさん見て、ますますその意を強くしました。

あんなかっこいい弁護士さんになりたい! それの夢をなんとか叶えたんですが、甘い考えでした。
なにせ、話し下手で、会話術の「か」の字もない状態で、魑魅魍魎蠢く世界に飛び込んだんですから…
(僕の惨状は
に書いています)
交渉で会話術が必要だし、説得力ある話し方の技術が必要だとは思っていたけれど、認識の甘さに自分が情けなくなりました。

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『弁護士が教える「仕事ができる」と思わせるコミュニケーション能力獲得方法』ブログの筆者のプロフィール

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仕事ができると思わせるには? 仕事の能力が低い(コミュンケーション能力を含めて)人でも大丈夫。

 

人間は、そんなに能力格差がありません。
能力を見せつけられるかどうかが鍵です。
仕事の能力が低いと諦める必要はありません。

 

ただアウトプット作業がうまく行っていないだけなんです!

このブログをお読みいただければ、仕事ができる人間に、何よりも人から認められる人間になれます。

 

能力の低い人はそもそも社会人になっていません。
社会人のあなたは、能力を発揮している人と比べて劣ることなんてありません。

 

僕の体験談もお読みください。
僕もかなり仕事ができない、コミュニケーション能力が殆ど無い人間でした。

 

でも、今は仕事に自信を持ち、もしかして能力が低い側の人間だったかもしれないという強く疑惑も、完全払拭できました。

 

お金の稼げる弁護士になれたと思います。

 

でにす・ろ~

 

 

でにす・ろ~のプロフィール

ニックネーム でにす・ろ~(スコットランド代表やマンチェスター・ユナイテッドで活躍したデニス・ローからとりました。LAWとかけてます)

 

職業 

弁護士

 

住まい 

千代田区

 

職場 

港区

 

出身 

福島

 

家族構成 

妻 子供二人

 

出身大学 

東京六大学じゃないどこかの山奥の法学部(ここは東京か!? 笑)

 

趣味 

サッカー観戦 フットサル 旅行(国内&アジア) ドライブ  ファッション 法律 話術を駆使すること

 

好きなサッカーチーム 

バルセロナ マンチェスター・ユナイテッド 鹿島アントラーズ

 

よく見るスポーツ 

サッカー アメフト ラグビー 柔道 フィギュアスケート モータースポーツ

 

特技 

記憶力の良さ・集中力があるときはある

 

性格 

頑固・調子にのりやすい・初志貫徹

 

短所 

せっかちすぎる・融通が利かない・すぐ焦る・すぐうろたえる・理性が強すぎる・自分を追い詰めてしまうところ

 

昔の自分 

話し下手 あがり症 人間関係の悩みにはまりやすい 会話が続かない 緊張しやすい 頭でっかち 初対面の人間が特に苦手 あらたまった場所、かしこまったシチュエーションが苦手 どう話していいかわからない そのため人から低い評価を受けやすかった

 

成長したかなというところ 

勇気と覚悟をもてるように 傷つくことへの耐性 心に余裕が出てきた モチベーションが向上 会話術や話し方、弁論術が巧みに 人間関係の構築が得意に 女性にモテるように

 

法廷系お奨め映画

 「それでも僕はやっていない」「評決」「十二人の怒れる男」「十二人の優しい日本人」

 

話し方の技術を獲得したのは? 

鬼才岩波英知先生の話し方教室を受けて(会話の格闘術) および実践にて

 

尊敬する人 

岩波英知先生 シドニー・ルメット監督 ジョン・フォード監督

 

 

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1人でいると孤独感、 2人でいると劣等感、 3人でいると疎外感 緊張とコミュニケーション能力の低さにどれだけ僕は苦しんできただろう

 

孤独感、劣等感、疎外感…

有名な?格言があるけれど、
1人でいると孤独感、 2人でいると劣等感、 3人でいると疎外感』まさにこんな僕でした。
こんなに僕の当時の状況を当てているなんて、思わず笑ってしまって、悲しくなってしまったすてきなブラックな金言です。

人前で話すと、僕を注視する多くの眼によって、緊張で頭が真っ白
二十四の瞳』の前で発言するなんて、とんでもないことだった。
終わったあとは何を話していたかわからないときもたびたび。

高校、大学時代はとにかく逃げまわっていた。
逃げられない時は、ボロが出ないように素早く済ましていた(そんな自分に嫌悪感)

ものすごい動悸と汗
表情もひきつりがすごくて、硬くなりました。
声も震えていたでしょう。
手足もガクガク震えていました。

どうしても会話が苦手な自分だから、わいわい楽しくやっているみんながうらやましくてたまらなかった。
女性との会話ではよけい力が入ってしまって、『武器としての会話の格闘術』を獲得するまで、結局好意を女性から持たれたためしはありませんでした。

話し方・喋りの予習を一生懸命やっても、女性が関心を示さなかったり、 滑ったりしたらショック大でした。
退屈にされたり、携帯をいじられたり、屈辱だったけど、その程度の人間力しか僕は持っていなかった。

 

どうやっても幸せになれない存在って本当にある

会話は、要は感情のキャッチボールだもんで、自分のことをべらべら話しても、相手はつまらないだけ。
人間の脳の働きとか、心理の移ろいやすさとか、僕は全然わかっていなかった。
だから、相手の反応にいちいちショックを受けていたんだな…
会話の格闘術を受けてからは、人の脳を動かせるようになったし、人の心理の移ろいを読めるようになったけれど、あんな人間力じゃ、いくら頑張っても無理だったと思う。

初対面の人が特に苦手で、沈黙の空気が流れたり、かみ合わない空気がいやでいやでたまりませんでした。
ああいえばよかった、もっとこう言えたのに、と会話のあとはいつも後悔の連続。
最後には事務的に話すように切り換えたけれど、ますます人とうまくいかなくなってしまいました。

そう、これだけ悩みがあったら、仕事はうまくいかないし、自分に自信をなくすし、ますますあがり症になってしまいます。
人間力が向上する機会なんてなくなるし、悪いことしか僕に起きない。
思えば、良い唯一の出来事は、目的の学部には入れ、弁護士になれたことぐらい。
でも、こんな僕が弁護士なんて、お笑いですよね。

弁護士という職業上、僕の成り立ての頃は、まさに『最低の弁護士』でした。
ここまで自虐的に書いていますが、自信さえ持つことができれば、そんな自分でも変われたことも書いておきます。

最低の人間力だった僕が、毒にしかなっていなかった『話し方の技術』『会話術』のまずさを克服して、仕事にも自信が出て、私生活も充実してきてと、劇的に切り替わることができた方法を書いています。
そんな夢物語のような方法が実際にあります。
人間は根本から変わろうと思えば変われます。
不可能だと諦めないで下さい。

絶対身につけた方がいいですし、人生をいくらでもバラ色に変えられるし、充実して毎日が楽しくなりますよ!
さぁ、みなさん一緒に学んでいきましょう!

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会話が怖い、コミュンケーションに引け目を感じる そんな僕が弁護士になっても仕事ができるわけがない

 

悩んでも考えても解決ができなかったコミュニケーション問題

最悪でした。
僕なりに乗り越えるための知識や法則を知ろうと努力しましたが、現実に適用できませんでした。

なんで俺だけ会話が苦手なのだろう 。WHY?
みんなうまく話すことができてうらやましいと思っていました。
特に学生時代なんかは、恋人ができている男が羨ましかった。
そんな人間に引け目を感じていましたね。

羨ましくないと思っても、無意識や本心では、煮えたぎるくらいの嫉妬と憎悪があったんだと思います(名誉のために言っておくと、今は幸せに過ごしているカップルを見ると、微笑ましくなります)。
それは、ブーメランとして、僕の無意識に劣等感を刻み込んでいました。
この繰り返しです。

だから、それがも嫌で嫌で、頑張ってうまく話そうとするんだけど、そわそわしている相手を見て、ますます会話恐怖症に。
俺のどこがいけないんだ!!という毎日。
やり方が悪いんじゃなくあて、僕の存在価値の低さが原因かもと思っていました。
認めたくなかったけれど…
まだ反発して頑張ろうと思えていた頃はマシです。

その後、僕がいるとすべてがぎこちなく変わって、うまく流れなくなるという自信喪失状態になりました。
二人が会話している中に参加すると、二人とも気まずかったり、逆に気を使われたりして申し訳なかったり…

 

弁護士の夢を実現したあとに残った、空っぽな存在。ただの人間力のない資格人間

そのコンプレックスの反動で、僕は絶対に弁護士になって見返してやる、自分を証明してやると決意しました。
いじけきって、人生を情けなく過ごすことだけは嫌だったし、そこはいい意味で反動を使えたと思います。

でも、弁護士になったことは、第二のコンプレックスの人生の幕開けとなったのです。
それまでは、弁護士になったらすべてがバラ色になるなんて夢想をして頑張ったけれど、目標を実現してしまったら、あとに残ったのは、裸の人間力のない僕という存在だけ…

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仕事能力が低い、コミュニケーション能力が低い人間の体験談 しかし…

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仕事ができなかった男の体験談を書いています。
仕事の能力が低いというよりも、人間としてのスペックが低かった・・・

 1人でいると孤独感、 2人でいると劣等感、 3人でいると疎外感だった人生

これが僕の学生時代、そして社会人初期にあてはまっている格言(?)です。
コンプレックスをかなり抱えて生きていました。

 

弁護士になれても、それは勉強を一生懸命やったからでした。
ですが、勉強と仕事、勉強力と人間力は全く違います。

 

社会に入ったら、もう学力は関係ありません。
人間力や会話術のなさを見ないで過ごしてきたつけを払わされることになりました。

 

特に弁護士の仕事は自分には向いていなかった仕事だったと思います。
小さい頃からの夢の一つだったから、夢を叶えたけれど、弁護士人生のほうが圧倒的に長いのに、それに必要なスキルを疎かにしていました。

 

仕事の能力=学力ではない

 

能力の低い人は、案外勉強ができていたりします。
勉強ができる=頭がいい、能力が高いという思い込みが、目を曇らせます。
学歴だけあればつぶしがきくというのも確かかもしれないけれど、会話と仕事と人間力に対しては全く無意味なことを思い知らされました。

コミュニケーション能力の低さに苦しんでいる人、どうも仕事の能力が足らないんじゃないかと思っている人へ

そんなことはいつでも、これから巻き返しがききます!

 

 

僕の過去のうまくいっていなかった頃の話を下に書いています。

参考にどうぞ

 

僕の人間力不足と会話術スキル不足の手記

僕は話し方の基本的技術や会話術の欠如から来る『緊張やあがり』で、仕事が全くうまく行かず、人生そのものが崖っぷちになりました。
せっかく夢を追ってきて、国家試験に合格した士業の資格が無意味になりかけました。

僕は成功したと思いましたが、それは失敗を知るための成功でしかなかったんですね。

 

緊張とあがりと対人不安の強かった頃

親しい友達以外の人と会話するとき、僕はいっつも緊張していました。
会話そのものへの緊張と失敗したらどうしよう…という不安です。

自信がなくなったときは、まっすぐ人の眼を見て話すことができなくなりました。
人の眼が怖い、想念が恐怖、自分がどう思われるのかが不安という感じです。

頭の中で組み立てた話し方の構築シミュレーションは、緊張ですべてパーです。
しどろもどろになって、そんな自分を意識すると、焦慮に取り憑かれて余計しどろもどろに……

考えて組み立てていた会話の数%も話せなかったです。唖然呆然…
また急に話を振られたり、予想外の会話や発言の状況になった時、うまく受け答えできませんでした。 


心臓がバクバクと高鳴り、嫌な汗が吹き出て、足がガクガク震えて、冷静な脳みそは吹っ飛んでしまいました。

大勢の視線が注がれる人前で話すとき、どこをみて話していいかわからなかったです。
キョドっていることを感じ取られると思うともう……ダメでしたね。


自己主張ができなくなり、何も発言できなくなり、うまく切り抜けることばかりの守りの姿勢ばかりとってしまって、ずっと悶々としていました。
会話相手があからさまに嫌な顔をしたり、不快な表情を、嫌になるほど敏感に感じ取っていました。
思い過ごしがほとんどなんですが……

大きな声を出すと注目されて嫌だから、小さい声で話すように。
そうなるとますます会話が弾まなくなるという悪循環です。
電話でもそうですが、どうしてもはっきりした声が出せなくなっていました。
自信と関係しますね。


会話の最中、シラー…とした空気が流れると、いても立ってもいられなくなりました。
沈黙恐怖症に。
でもうまいことも言えない……

会話がかみ合っていないと、全部自分の存在のせいだと思うように。
対面恐怖症、会食恐怖症にもなったと思います。
手が震えたり、声が震える自分がいました。

自分の緊張や不安のこわばりの表情が、相手に伝染させてしまうような感じ。
申し訳なかったですし、いわば表情恐怖症だったんだと思います。

 

 

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